ワシントンDCの交通機関(電車・バス) 写真で徹底ガイド!
こんにちは!
ワシントンDCって観光地としてはそんなに有名ではないので、交通機関の情報とかが結構少ないですよね。ニューヨークやロスなど観光地だと親切のブロガーさんがたくさん紹介してくださっています!なので、今回はワシントンDCおよびその近郊の交通機関について紹介します!
ワシントンDCは国家機関が集まっている街ですし、ニューヨークからバスで4時間ほどなので、東海岸に来て寄っていく人も多くいるのではないでしょうか。また、博物館や美術館がたくさんあるので、巡るのが好きな方にはピッタリな場所だと思います!
実はワシントンDCってとっても狭いんです。そもそもワシントンDCが首都なのは知っているけど、何州なの?ワシントン州とは違うの?なんて質問をたまに耳にします。
ワシントンDCの正式名称は「District of Columbia=コロンビア特別区」です。ここはどこの州にも属さないアメリカ合衆国議会直属の特別区になっています。様々な歴史的背景があって『WasingtonD.C.』と呼ばれるようになりました。写真のように、ワシントンDCは隣にあるバージニア州とメリーランド州に挟まれています。DCは国家機関や企業が多く集まっているので人口自体はあまり多くないですが、日中の労働時間帯は100万人を超えると言われているようです!すごいですよね。イメージとしては規模の小さい東京のような感じですかね。神奈川・埼玉・千葉からアクセスがよく、そっちから通勤で通う人がとても多いですよね。
※ピンクの枠の中がワシントンDC、左上から真ん中下へ流れてる川を境に右側がメリーランド州、左側がバージニア州
その為電車やバスなどの交通機関が発達しており、移動に困ることはあまりありません。バージニア州やメリーランド州の方に住む場合は車が必須になるかと思いますが、ワシントンDC内に住むのであれば、無くてもそんなに不便なく生活が出来ます。実際私はワシントンDC内に住んでいますが、電車・バス・Uber・自転車で不自由なく暮らしています!Uberとは、いわゆる個人タクシーで本当に便利です!また別記事で説明しますので、是非ご覧ください。
さて今回は電車・バスについてですが、ワシントンDC及び近郊の州では、 『SmarTrip』というカードを使って電車やバスを利用します。いわゆるスイカみたいなもので、そこにチャージをして交通機関を利用します。
チャージは現金でもクレジットカードでも可能です。が、オススメはクレジットカードです!稀にこのチャージをする機械が上手く作動せずお金を飲み込まれてしまうアクシデントが発生します!!実際友人が$5飲み込まれて戻って来なかったと嘆いていました。
日本でも初めてスイカやパスモを作るとき、駅の券売機で購入しますよね?SmarTripも一緒です。駅にある券売機で購入します。今回はその購入方法を分かりやすく写真と一緒に説明していこうと思います。
ちなみにバスの中ではこのSmarTrip作ることは出来ませんので、一度駅に行く必要があります!
SmarTripの購入方法
駅に行くと改札の前にこのような券売機がいくつか並んでいます。ここでSmarTripを購入することが出来ます。(ちなみに駅員さんは日本ほど親切ではありませんので、使い方を聞いても丁寧に教えてくれる可能性は低いと思います・・・)
切符のように1回ずつ購入も出来ますが、何回も行き先を調べて購入するよりもSmarTripを作ってしまった方が乗り換えも便利なので今回はSmarTripの購入方法をご紹介します!
1つずつの工程を写真と一緒に説明していきます!
①まずSmarTripを作るため、「 B 」を押します。
②最初にカードを作るのに$2かかりますので、のちに払う金額はチャージする金額プラス$2になります。チャージする金額を決めるため「 B 」を押します。
③チャージする金額を決めます。中央下にある白いボタンで金額を操作します。基本的に¢は動かさず、$のみプラスすると良いです。目安では最初$10〜$20ほどチャージしておくのが良いと思います。場所によって値段は異なりますし、時間帯によって運賃が変わることもあります。操作し終わったら、「 C 」を押します。
④確認画面です。最初にかかるカード代$2とチャージ$10で合計$12になっています。ここで金額を確かめたら、「 C 」を押します。
⑤次に現金で払うかクレジット・デビットで払うかを決めます。現金の場合はそのままお金を機械に入れます。クレジットの場合は「 B 」、デビットの場合は「 C 」を押します。※お金を飲まれないように&後から確認出来るのでクレジットがオススメ!
⑥「カードの場合」
機械右側にあるカードを差し込むところに入れて、すぐに抜きます。ボタンは何も押さないで大丈夫。(暗証番号などは無いので、すぐに抜いて大丈夫です)最後にレシートがいるか「YES / NO」で答えますが、最初はとっておいた方が安心かもしれませんね。
⑦カードが機械から出て来て無事終了!
空港から電車で移動する場合、まず最初にこのSmarTripを作ると思います。電車の時間が迫っているときに慌てないようにこの手順で是非購入してみてください!
SmarTripのチャージ方法
一度カードを購入したあとは、そのカードにチャージをして利用します。チャージも購入時同様に駅にある券売機で行います!
まず最初に機械の中央にある白い丸のところにSmarTripをタッチします。すると写真⑵のように残高が表示された画面が出て来るので、 「 B 」を押して料金の追加をします。そこからは上で説明した購入方法の③〜⑥と一緒です。
最後に、もう一度カードを先ほど白い丸の場所にタッチをしてチャージを完了させます。最後にタッチしないとチャージされませんのでご注意!!!
⑴
⑵
駅の様子・電車の乗り方
ワシントンDC内はほぼ地下です。メリーランドやバージニアの方に行くと地上に出る場所もあります。地下の駅は初めて行ったら少し感動するかもしれません。駅のホームが広くてとても綺麗です。聞いたところによると緊急時の避難場所も兼ねているようで、シェルターのようになっています。
また、ワシントンDCに来る前に調べていたネット情報では電車(メトロ)は危険、一人で乗るのはオススメではない、などと書かれていましたが、そんなに危険ではありません。今のところ、電車内で危険な場面に遭遇したことはありません。ワシントンDCの電車はレッドライン、グリーンラインなどと色で名前が付いているため分かりやすいです。使用するラインによっては少し雰囲気の良くない箇所もありますが、比較的安全です。通勤時間、昼間、夜でも女性1人で利用している人は多くいます。
ですが、1つだけ注意点をあげるのならば、ワシントンDCの電車は車両間移動が出来ません。1回駅を出発したら次の駅まで隣の車両に移れないです。日本では車両を繋ぐドアがあって移動出来ますよね。
なので、もし乗ったときに乗客1.2人しかいないなどという状況があればなるべく人の多い車両に乗ることをオススメします!何かあってからでは遅いので!
電車は新しいタイプの電車と古いタイプのものがあります。新しいタイプの電車だと、日本の電車のように広告が流れているモニターなどもあり、とても綺麗です。
そして!なんと驚きなのが、この新たらしいタイプの電車、日本の企業が作っていたんです!!びっくり!2015年に川崎重工が受注をして作ったそうです。日本が作った電車だと聞くとなんだか一気に安心感が増してしまうのは私だけでしょうか・・・
バスの乗り方
バスもSmarTripを使って乗車します。乗るときにドライバーさんの横にあるタッチパネルにタッチするだけです。事前に駅で購入してから乗りましょう。(現金で乗車することも可能です。)
バスはたくさんの路線がDC内を走っています。事前にグーグルマップなどでどれに乗るか確認してから乗ることをオススメします。路線の表記は様々で「G61」や「S4」などアルファベットがある場合や、「54」などと数字だけのこともあります。行き先や通り道などによって変わるので注意してください。バス停には赤い看板が建っていて、そこにどのバスが止まるか書いてあります。時刻表のようなものは基本的にバス停にはありません!私はいつもグーグルマップを利用して調べています。そしてよく遅れます。来ないこともあります・・・・。あんなに時間通りに来るのは日本だけですね。
降りる場所がアナウンスされたら席の近くにある黄色いチューブを引っ張ります!日本ではボタンが主流ですが、こっちではチューブを引っ張ると反応します。ちょっと面白いですよね。バスに乗ったときは是非他の人より先にチューブを引っ張ってみてください!
さらにワシントンDCにはサーキュレーターというバスが存在します。簡単に説明すると循環バスのようなものです。観光に行く場所や主要な場所を通っているので、便利です。そしてなんとこのサーキュレーター$1で乗れるんです!バスの半額!是非観光の際は活用してみてください!サーキュレーターもバスや電車同様、SmarTripで乗ることが出来ます!
いかがでしたでしょうか。
駅構内も比較的作りが簡単なので迷うことは無いと思います。駅構内やホームもニューヨークなどに比べると広くて、清潔な印象がありますね。
ワシントンDCでの移動では電車・バスの他に「タクシー」「Uber」があります。次回はこの2つについて紹介したいと思います!
アメリカ留学を考えている方是非ご覧ください!